2004-04-27から1日間の記事一覧

 読み始めたきっかけ

突如私が古典なんかを読み始めたきっかけは何なのか。それは,塩野七生の「サイレントマイノリティー」を読んでいたとき,違う文化を持つもの同士が理解し合うためには,その背景となる慣習や常識を知らなければならないという至極当たり前のことに,あらた…

 イリアス 第二十歌

特にこれといってなし。

 イリアス 第十九歌

運命の女神の名は「モイラ」。今の英語の名前の「モイラ」は語源が違うのかもしれないけど,「赤い靴」に主演したモイラ・シアラーが思い浮かぶ。 アガメムノンとアキレウスの和解の場面。お互い,神の気まぐれ(?)にもてあそばれた結果,喧嘩する羽目になっ…

 イリアス 第十八歌

パトロクロスの遺体にこれだけ執着するのはなんでだろう。アキレウスの出陣に繋がるだけに見せ場として事細かに描写しているだけなのかな。

 イリアス 第十七歌

『こう言うと眼光輝く女神アテネは,彼がよろずの神々の中で第一番に自分に祈ってくれたことを嬉しく思い,その肩と膝に力をつけ,その胸には蚊の如きいっかな退かぬしたたかさを吹き込んでやった―人間の肌からいかに追い払われようとも,人の血は何よりの美…