何日サボったんだろ(笑)

 サボってる間の雑感。

  • 鈴木隆行鹿島復帰で合意。ちょっと残念。もちっと欧州をうろついてて欲しかった(._.) 試合が見れるのは嬉しいけど。「点も取って」2nd優勝に貢献して欲しい。
  • いじめっ子鹿島,本領発揮。ジュビロを破り,首位から引き摺り下ろす。もはや存在自体が嫌がらせになりつつある(笑)。てか,なんで毎試合ジュビロとやるつもりで臨めないのかね。そうすりゃ優勝できるでしょうに。
  • すぽると!小野伸二出演。師匠も友情出演(笑)ただ,師匠が「友情出演」の分をわきまえてしまった(ここら辺が非常に師匠らしいところ)ため,面白みはほとんどなかったけど。NIKEのイベント→すぽると!撮影→やべっちFC撮影の順番だったのかな。やべっちFCがやたらと受けたため,慌ててフジTV側が師匠を持ち上げてみたりしたけど,どじったね。おいしいとこを全部テレ朝(と師匠)に持ってかれました。
  • ↑それにしても,師匠はがっちりと新たなファンをつかんだようで。誤解されすぎてたんでしょうが。矢部も角沢も取りこまれたと見た(笑)
  • 翌週やべっちFCに出てきた玉田もいい反応。「先週,なんか鈴木さんがゴールのこと,すごい気にしてたみたいですけど,僕は全然気にしてないんで。あれは『僕の』ゴールです(笑)」
  • EUROは訳あってみてません。見たいんだけどね〜。自己規制です。

 オリンピック代表 OA枠

 はてなダイアリー辺りをふらふらしてるだけでも,結構な人数の方が「山本昌邦監督は急に浪花節的になった」という感想を持たれているようで。かなり疑問的な意見が多いようだ。

 なんか今までの山本さんの行動パターンとは相当の乖離がある。山本さんの行動パターンとは,極力個に言及しないこと。アジア予選の時だって,MVPを聞かれて,個人の名はなかなか答えようとしなかった。「強いてあげれば今野」,と名前を挙げる前にも「全員で勝ち取ったもの」ということをすごく強調していた。それが突然個人に言及し始めた理由は何なのか。ジーコと違って(笑),山本さんの行動には理由がはっきり見えるものが多い。今回のOA指名にも理由があるとしたら…

 その前にまず,人選に疑問がある。ポテンシャル的には小野伸二高原直泰曽ヶ端準,誰をとってみても問題はない。とはいっても,今現在の高原の状態はたった18人の中に入れるにふさわしい状態といえるか? 最近試合に出ていないとか,点を取っていないとか,そういう問題ではなく,一般的に再発は2〜3%といわれている病気を再発した方が問題だ。発症した人は生活に気をつけるようになるからだろうが,「再発する病気」という認識は持たなくても良いらしい。しかも,高原自身相当気をつけていたといわれるのに,だ。これは体質の問題なのかもしれない。そんな選手にメンバーの1/18を占めさせることはリスクが高すぎるとみるのが普通じゃないだろうか。それ以上にそんな選手に長時間の移動,高気温の中での試合(汗をよりかいて血液濃度が上がりやすくなる)を治った直後に強いては,選手生命にすら関わりかねない。そんなこと山本さんには百も承知ではないのか。

 穿った見方をすると,逆に山本さんはOA枠を使わずになるべく23歳以下の選手だけでオリンピックに臨みたいのではないかと思えてくる。小野は使いたいかもしれないが。

 オリンピック代表候補の選手たちは,正直に言えば精神的に強い方とはいい難いだろう。体調不良を押しての予選を戦い抜いたことでずいぶん強くなって来ているとは思うが,まだまだ,自国開催のW杯を戦い勝ち点をもぎ取ってきた選手たちと,肩を並べる段階には至っていないと思う。そういう面を考慮すると,OA枠候補の名前が伏せられ顔が見えない状態を続け,見えざるライバルとのポジション争奪戦の渦中に選手を置くことは,ただただ消耗させるだけで,利がないとも考えられる。つまりOA枠選手の公表は,23歳以下の選手のために,ライバルの顔をはっきりさせてやったという点に主眼が置かれているのかもしれない。特に,FWに関しては「自分は半病人より劣るのか(怒)」という気分を持たせて奮起を促しているのかもしれない。

 顔の見えないライバルと争わせることは,本番前に選手をつぶすことになりかねず,かといってOA枠候補の名前を聞いてびびるくらいの選手なら要らない。そんなところだろうか。23歳以下の選手たちが,OA枠候補の名前を聞いてどう出るかを見極めようというのかもしれない。

 実際のところは分からない。急に昔(?)の教え子を連れていってやりたくなったのかもしれない。答えはこれから出てくるだろうけど,私なりのひとつの予測として。

 結局行きました Panna K.O (爆)

 ボール扱っているところが間近で見られるのが魅力で,結局行って来ちゃいました,六本木ヒルズ(笑)。一般立ち見の前から2列目で見れたので,ピッチ(?)まで2・3メートル。

 要はセンターサークル大の丸いピッチ上での3on3。相手を股抜きする(股の間を通すだけじゃなくで,通した後も自分でキープする)か,小さなゴールに2点先に入れるかで勝負。ゲストに小野伸二鈴木隆行。NIKEデモンストレーターズによる前座の試合と,小野チームvs鈴木チーム(共に助っ人2人つき),日本代表チーム(小野・隆行・助っ人1人)vs(多分事前に選ばれた)少年チーム,それから2人がちょっとした質問に答えてお写真タイム(笑)。
意外なことに小野より隆行の方が断然「ご機嫌さん」でした。

 実際前座の試合にはほとんど興味示す人はいなくて,内輪ウケ状態だったけど,なかなか見ごたえあっておもしろかった。スコーピオン(?)とかしてみちゃったり。おかしなプレーがあったので,連れとゲラゲラ笑っていたら,前のお嬢様方(選手の噂話などに花を咲かせておいででした)にギタッと睨みつけられてしまいました(笑)お嬢様がたのお目当ての隆行が出てきてからは賞味30分ほどだったため,「え〜,たったこれだけぇ?」とのことでしたが… 私はスポーツなら大概見てるうちに熱中しちゃう性質なんですわ,初めて見るものでも。だから,すっかり前座の試合にも釣り込まれて,お嬢様方の2倍おいしく,楽しませてもらってきました。

 ちなみに「絶対勝つ」と言った小野(チーム)とそれを受けて「余裕です」と返した隆行(チーム)の対戦は,タイムアップのために0-1で,隆行チームが勝ちました。絶対小野に股抜きされて負けると思ったよ(笑) 実際小野チームの助っ人に股抜きされかけた隆行さんは自分のチームの優秀な助っ人さんによって名誉を守られました(爆) 少年チームとの対戦は1−1の引き分け。

 具体的にどんなプレーをしたかなんていうのは,文字では表せないので省略(笑)。でも印象的だったのは,小野・隆行2人ともやりかたは違うけど,手を抜くこともなく,かといって自分の持っている技術を傲慢に見せつける訳でもなく,相手を馬鹿にするなんて事は当然なく,本当に絶妙に「プロの妙味」を披露したこと。特に,対戦できた「LUCKY BOYS」には多分これ以上ないくらいのいい刺激になったでしょう。F1マシンの操縦にたとえれば,小野は1・2速しか使わないで,ハンドリングだけで周回を重ねて勝負,という感じ。誰がどう考えたってとんでもないレベルの足技を持ってるのに,その片鱗を見せるのも,相手とマッチアップはしていない状態で(ちょっと離れている時にだけ)高く跳ね上がっちゃったボールを処理するような時にだけ,細かく華麗な足技を披露。
 隆行の方はギアは6速入れっ放し状態だけど,一定以上のブレーキを掛けたまま。で,こちらはほんのたまに,ブレーキ放して一瞬だけアクセル全開状態,という感じ。ただ,アクセル全開にするのもボールに絡んでいない時の動き出しのスピードなんかでパッと見せるだけ。それでボール取れちゃったらすぐにブレーキ掛ける。なんのこっちゃかさっぱり分からないたとえだけど(笑),私の受けた印象をそのまんま言葉にするとこんな感じ。う〜ん,小野は枷を付けたまま,ずっとポーカーフェイスで(もちろん途中で笑ったりはしてたけど)プレーしていて,隆行の方はやってる最中ある一瞬からウワァッとスイッチが入って目付きがプロモードに一瞬なる。なんて言うか,この一瞬の目付きがすごい迫力。やっぱり狼とか野生の獣っぽい感じがする。もちろん本当の試合はこんなんじゃないんだろうけどね。自分たちがボール持ってもほとんど攻めに行かずにボール取りに来させたり,ゴール前微妙に空けたりして,しっかり点取らせてたし。
 2人とも違う表現のし方だけど,子供達に対してプロとしてすごく良い形で,憧れや目標になるようなプレーを目の前で,同じピッチの中で見せて,「将来(プロという)仲間に入りにおいで」と言ってあげたような感じ。見ててほのぼのしたイベントでした。

 日本代表vsインド代表 (7−0)

 得点の内訳は中澤佑二2ゴール,久保竜彦1ゴール,福西崇史1ゴール,中村俊輔1ゴール,小笠原満男1ゴール,鈴木隆行1/2ゴール,玉田圭司1/2ゴールでした(笑)

 以下雑感

  • 久保は本当にすごい。身体能力も得点感覚も。
  • 福西「最初は」バランサー,あとはそのお役目は小野に押し付けて上がりたい放題(笑)
  • 前半は久保&福西祭り
  • 後半から出てきた隆行,玉田とは久しぶり(シンガポール戦以来)の2トップ。キックオフ前の感じから結構仲良さそう。
  • しかし,いくら仲が良いからといって「ゴールも仲良く半分こ(爆)」にするこた〜ない。1人1点ずつお取りなさい*1
  • 隆行カマっぽいしぐさ炸裂(笑)
  • 隆行今日も1分以内に審判の腕を試しに行きました*2(笑)
  • 勝負の基本は『敵を欺くには味方から』P.A内での人ごみで,あまりに細かいダイレクトパスを出す隆行に,「インド人もびっくり」どころか,そんなところにパスが出てくると思っていない玉田が振り回される場面も。本当に隆行,器用になったものです(驚)。
  • 小笠原は本当に動きがやわらかい。小笠原らしい見事なゴール。
  • 隆行さん,終盤ルーレットをやろうとして,相手の足に引っ掛ってコケたのは,翌日のPanna K.Oのための練習をしようとしたのですか?(爆)
  • ジーコの交替が妥当*3でびっくり。ヒトリデデキタ。

 え〜,鈴木隆行ばっかり見ている上に,楽勝ペースの試合にだら〜んとした気分で見ていたことが良く分かる,わたくしgil-blackyの感想でした。

 ひとつ大事なことは,インドがどうした訳かジーコの挑発に乗って前に出てきたため,昨日対戦したのは「引いて守るチーム」ではなかったということ。だから,「引いて守るチームの崩し方」の攻略法が見つかったとはいえない状態。昨日の試合は「調子を崩していたチームが景気付けのために相手をボコった試合」位の位置付けになる。引いたチームの崩し方という課題はいまだ残っている。インド戦をウォーミングアップにして,きっちりとした課題への解答方法(崩し方)の確立をお忘れなく。

*1:「隆行,玉田からゴール掻っ攫ったのか〜」と思ったけど,後ろからのアングルで見る限りは,玉田のシュートは枠に行ってなかった。隆行に当ってうまい具合に入った感じ。という訳で2人で1ゴール。とはいっても隆行は玉田に焼肉おごるべし。

*2:昨日のはどちらかというと,相手の足に絡まってただコケただけ,という感も否めなかったが,技術レベルの低い主審はあっさり引っ掛りました

*3:最後は小野じゃなくて俊輔だろう,という声も聞かれるけれど,「どちらがケガをした場合,より日本にとってダメージが大きいか」という視点で考えると妥当な結論と思われる。

 NIKEのイベント

 六本木ヒルズで6月10日にやるNIKEのイベントに小野伸二鈴木隆行が出るんだそうだ。今までの感じからしたら,多分小野と稲本が出るんだったんだろうけど,ケガだから隆行にお鉢が回ってきたんだろうね。てか,だいたい,隆行がPanna K.O.で小野に敵うはずはないと思うのだがね(滝汗) 行ってみようかどうしようか迷うとこ。キーキー声聞くのはあんましだから多分行かないけど,「十中八九ムキになる隆行」を拝めることにはなりそうなので,それは見てみたいかも。
 それ以上にNIKEサン,隆行の名前間違うの(隆之)やめてくれませんか…(-_-;) 昔,プロフィールにもとんでもない間違いしてるのがあって指摘したらボールペンとステッカーくれたけど…

 重大なことに今気がついた。

 鈴木っていう名字は日本で1・2位を争うほど多い名字だから,なんとなく下の名前で呼ぶ癖がついてしまっている。で,何という気もなしに「隆行」と書いてきたが,今の代表,「隆行」2人いるじゃん!!!字まで同じのが!!JEFサポの方達は茶野のこと「隆行」って呼んでるんだろうか…?よくわからないけど,常にフルネームで書かないと誰のことやら分からなくなることもあるかも。一応訂正しておいた。