イリアス

 あらすじはキーワードに「本当のあらすじ」として書かれているのでそれでいいことにする(爆 手抜き)。

 全体の感想としては「私が副題を付けるなら『ヘクトルの最期』とかそんなものにすると思う」というところ。ヘクトルが一番丁寧に人物像を書かれていたように思うし,好感を持たれるように書かれていたと思う。これは,ギリシア方から見て,いかにヘクトルという人物が大きなインパクトを持っていたかということの裏返しなのかもしれない。そして敵ながら敬意を抱かされた人物への挽歌という側面をもっているのかもしれないと思った。